Barca 試合結果


第15節 2002.12.21 21:30    エスタディオ・ソン・モイス  
Mallorca 0 − 4 FC Barcelona
Mallorca 得点 FC Barcelona
Po No NAME 交代 Po No NAME 交代
GK 25 レオ・フランコ(5) - クライフェルト:25分 GK 1 ボナーノ(6) -
RB 2 カンパーノ(5) - オーベルマルス:43分 DF 18 ガブリ(6) -
CB 24 ルッセンホフ(4) - クライフェルト:後3分 12 クリスタンバル(6) -
CB 20 ナダル【C】(5) - クライフェルト:後6分 3 フランク・デブール(6) 後0分OUT
LB 16 ポリ(5) - - MF 17 メンディエタ(6) -
RH 11 アルバロ・ノボ(4) 22分 - 6 チャビ(6) -
CM 22 ロサーノ(5) - - 8 コクー【C】(6) -
OH 10 イバガサ(6) 後39分OUT - 31 モッタ(6) -
LH 17 リエラ(6) 後0分OUT - 34 イニエスタ(8) 後14分OUT
RF 12 パンディアーニ(5) 後28分OUT - FW 9 クライフェルト(8) -
LF 9 エトォ(3) 31分 - 11 オーベルマルス(7) 後33分OUT
Sub 13 ミキ - - Sub 25 エンケ -
3 ミケル・ソレール(5) 後28分IN - 32 オレゲール -
5 フェルナンド・ニーニョ - - 15 ロッチェンバック(5) 後0分IN
7 カルロス - - 14 ジェラール(5) 後14分IN
18 マルコス(5) 後0分IN - 7 サビオラ(-) 後33分IN
19 トゥル・フローレス - - 19 ダニ -
23 ロブレス(-) 後39分IN - 22 ジェオバンニ -

(名前横の数字は、SPORT紙の採点)

Barcaフォーメーションの変化
試合開始〜 30分過ぎ〜 後半開始〜
後半14分〜 後半33分〜
試合展開
主審:イトゥラルデ・ゴンサーレス

中継:Jスカイスポーツ2

実況:倉敷 保雄  ゲスト:幸谷 秀巳



 前節のセビージャ戦で、遂に白いハンカチの洗礼を受けたバルサ。事前の報道では、今日の結果如何によってはバン・ガール監督は解任、元ボカ監督のカルロス・ビアンキが監督に就任するという。(一部では、結果に関係なくビアンキ就任が決まっているとも。)
 まさに崖っぷち、大きなプレッシャーがかかる中、バン・ガールはイニエスタをリーガデビューさせる。かつてのバジャドリー戦、チャビのゴールにより生き返ったあの時を再現しようと言うのか?ちなみに、プジョールとリケルメは負傷により欠場・・・・。
<前   半>
 バン・ガールにとっては去就がかかった重要な試合であるが、個人的にはビアンキ就任を望んでいるので、まずは気になる存在、イニエスタに注目してみる(笑)。

 噂には聞いていたが、非常に運動量が豊富な選手である。見た目は色白で体も小さいのだが、見た目からは想像もつかないほど良く動く。左サイドに流れていたと思えば、次の瞬間には右サイドのタッチライン際にいたりする。ボールコントロールも素晴らしく、パスもなかなか良い。最近今ひとつのチャビと比較すると、むしろイニエスタをピボーテに置いた方が良いのでは?などと思ってしまう。リーガデビュー戦にもかかわらず、非常に落ち着いているのも好印象である。久しぶりに今後を期待させる選手が出てきたという感じだ。


 肝心の試合の方であるが、開始30秒のオーベルマルスのシュートから始まり、5分までに3本のシュートを撃つなど、今日のバルサは積極的だ。しかし、シュートを楽に撃てる最大の要因は、マジョルカのディフェンスがゆるいことである。対するバルサも負けないぐらいディフェンスがゆるく、結果、双方責め合いとなる試合展開である。
 相手のプレスがかからない状況下ならば途端に元気にバルサにとって、さらい追い風となる事件が起こる。22分、プレーとは関係のないところでアルバロ・ノボがモッタを小突いて一発レッド!
 おまけに31分には、エトォがモッタを後ろから蹴り上げて、またもや一発レッド!!!マジョルカはとうとう9人となってしまう。

 数的優位となったバルサは、25分にクライフェルト43分にはオーベルマルスが着々とゴールを重ねていく。2人失ったマジョルカは、当然のことながら後手後手となり、バルサペースで前半は終了する。



 ちなみに怪我でベンチに入っていないプジョールはどうしたかと言えば、レシャックと共にスタンドで観戦。別の場所では、前バルサ監督のセラ・フェレールの姿が・・・・。歴代バルサ監督(それも結果を残せなかった)がソン・モイスに勢揃いといった格好となった。
<後   半>
 後半も当然ながら、バルサペース。後半開始3分6分とクライフェルトが立て続けにゴールを決めてハットトリック達成。早くも勝負は決したか?

 後半もイニエスタの出来は良く、ドリブル&パスで攻撃のリズムを作っている。しかし、後半14分でお役ご免。個人的にはもっと見たいのだが、デビュー戦ということを考えると仕方がないか・・・・。

 2人も少ないマジョルカではあるが、専守防衛にはならず、4−3−1システムで後方から丁寧にパスを繋いで攻撃を組み立ててくる。結果的に報われなくとも、そのひたむきさは胸を打つ。それを知ってか、スタンドのファンも暖かい応援を続けている。

 一方のバルサであるが、追加点を奪えそうで奪えない。マジョルカのGKレオ・フランコの後セーブを中心として必死に守ってくるマジョルカの守備を崩せない。
 選手交代のたびにバルサのフォーメーションはイケイケモードになっていくが、結果がついてこない。結局、0−4のまま時間だけが過ぎ去り、試合終了。

 驚くべきことに、この内容でバン・ガール監督の留任が決定、ビアンキはボカの監督就任が決まったという・・・・。確かにスコアを見れば大勝であるが、9人相手に大勝するのは当たり前だし、前半は結構危ないシーンもあった。後半ももっと得点できても良いはずだったが、9人相手に後半の40分間を抑えられている。ガスパール会長の決断力のなさが、後々の後悔に繋がらなければよいのだが・・・・。
Mallorca Estadisticas FC Barcelona
Tiros a Puerta 18
Faltas Sancionadas 11
Corners
Fueras de Juego
Tarjeta Amarillas
Tarjeta Roja
39 Posesion de Balon 61
【BARCA GOALS】
1点目 クライフェルトのゴール

 25分、チャビから左サイドのモッタへパスが通り、モッタが縦にドリブル突破して鋭いクロスを送る。

 このクロスをルッセンホフがヘディングでクリアするが、当たり所が悪かったのか、結果的にバックヘッドの形でクリアボールはゴール前に。

 これを、まるで予期していたかのようにゴール前に走り込んでいたクライフェルトがダイビングヘッドで飛び込み、ボールはゴール右隅へ。
2点目 オーベルマルスのゴール

 43分、バルサのカウンターから。

 ナダルのシュートをゴール前でガブリがクリア、クリアボールをクライフェルトが中継し、ワンタッチで無人の前線へパスを送る。

 このボールをドンピシャで受けたオーベルマルスが、無人の敵陣を一気に走り抜けゴール前までドリブル突破する。

 独走するオーベルマルスを必死に追いかけるのは、自らのミスにより先制ゴールを献上することになってしまったルッセンホフ。スピードあるオーベルマルスに何とか追い付き、シュートを撃とうとするオーベルマルスに対峙する。

 ルッセンホフに追い付かれてしまったオーベルマルス、ルッセンホフを抜くことを諦め、ルッセンホフの脇を狙ってシュート。これがルッセンホフの腕に当たってゴールイン。

 哀れルッセンホフ、結果的に自らゴールをアシストする結果となってしまった。
3点目 クライフェルトのゴール

 後半3分、自陣左サイドでロッチェンバックがボールを奪ってチャビへ預ける。ボールをもらったチャビは、一気に前線のクライフェルトへミドルパスを送る。
 ボールを受けたクライフェルト、自らディフェンスラインを突破し、左足でシュート。

 GKのレオ・フランコが必死に手を伸ばすが、触れるの精一杯で、ボールはゴールへ。
4点目 クライフェルトのゴール

 後半6分、バルサはマジョルカ陣内でじっくりとボールを繋ぎ、マジョルカのディフェンスに綻びが出るのを待つ。

 モッタを起点にチャビまでダイレクトパスが繋がり、チャビからクライフェルト → メンディエタ → クライフェルトと再びダイレクトパスが繋がり、クライフェルトはGKと1対1に。

 ここでクライフェルトらしさが発揮される。ゴールに対し右を向いた状態でボールを受けたクライフェルト、右足かかとを使ってボールを浮かせ、GKの頭上を越えるループシュートを撃つ。何とも言葉では説明しにくいシュートは確実に枠を捉え、ゴールイン。

 ハットトリックとなる4点目は、何とも不思議なゴールだった。
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