| 2002−2003 Member |
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| 基本フォーメーション |
(3−4−2−1) ![]() (3−4−3) ![]() |
予想フォーメーション 今シーズンより復帰した、ルイス・ヴァン・ガール監督。就任当初はスペインで主流となっている4−2−3−1システムと自ら理想とする3−4−3の併用で戦っていくと発言していた。しかし、プレシーズンキャンプが始まると3−4−2−1(3−4−1−2)システムを中心に親善試合を戦っていた。ただ、スクランブル用として3−4−3システムに戦術変更してくることは十分に考えられる(←希望も大いに入っていますが・・・・)。 <ディフェンスライン> 実際のところ、開幕してみるまでどんなメンバーで戦うかは予想がつかない。ただ、第3キャプテンに指名されたプジョールのレギュラーは確定。今シーズンもディフェンスラインの要として活躍してくれるはず。中央は、P・アンデルソンが復帰すれば固定されるはずだが、P・アンデルソンが復帰してこない現状での最有力候補はフランク・デブール。 最も予想がつかないのが左サイド。プレシーズンマッチでは、カンテラ上がりのフェルナンド・ナヴァーロが起用されていたが、中央でP・アンデルソンが使えるようになれば、おそらくフランク・デブールが左に入ると思われる。 <中盤> 3−4−2−1システムの場合は、比較的予想しやすい。2人のピボーテは、よほどのことがない限りはチャヴィ&コクーのペアで決まり。両サイドは右がメンディエタで左はモッタかガブリが入る見込み。場合によっては、ルイス・エンリケが左右のアウトサイドに入ることもあるか?また、このシステムの場合は、両アウトサイドに運動量を要求されるので、ロッチェンバックの起用も十分に考えられる。 3−4−3の場合は、一人ピボーテがチャヴィで、その両サイドには攻守ともにバランスが取れたメンディエタ&コクーか?トップ下には、サヴィオラかリケルメのどちらかが入ることになるだろう。 <アタッカー> 3−4−2−1の場合は、クライフェルトの1トップ+サポート役のサヴィオラ&リケルメのコンビが2トップ下という布陣となる見込み。昨シーズンまでは最前列で起用されていたサヴィオラであるが、ヴァン・ガールはサヴィオラを1列下げて使うつもりらしい。元々、前線に張っているタイプのFWではなく飛び出し系のFWなので、問題はないと思う。むしろ、昨シーズンよりも彼のスタイルに合っているのではないか? 相方のリケルメは、ヴァン・ガールから『ボカでプレーしていたポジションよりも10m左に寄ってプレーするように。』と指示されているらしい。ボカ時代のプレーを見ていたわけではないので何とも言えないが、クライフェルト&サヴィオラへの繋ぎや、ミドルシュートでゴールを狙うことが主な任務となるのではないだろうか? 3−4−3の場合は、クライフェルトをトップに置いて、純粋なWGタイプであるジェオヴァンニ&オーフェルマルスが両翼にはいるのが自然だろう。プレシーズンで好調のジェオヴァンニは大きく期待できるが、オフの間に膝の手術をしたオーフェルマルスがどの程度やれるかが鍵となるだろう。 |
(3−4−2−1) ![]() |
バン・ガール時代 シーズン開幕後、バン・ガールが選択したフォーメーションは予想通りの3−4−2−1。しかし、変則3バックで、4−3−2−1とも言えるフォーメーションだった。 3バックは、右からプジョール・フランク・デブール・フェルナンド・ナバーロだったが、プジョールとフランクがCB的な役割で、ナバーロはどちらかと言えばSBに近い。中盤の左サイドがうちに絞るため、空いたスペースをオーバーラップすることが多かった。 中盤はコクー&チャビのドブレ・ピボーテに両サイドを組み合わせる。右サイドの入ったメンディエタには過酷な役割が課された。バン・ガールは、右サイドの縦100mを守備から攻撃まですべてをメンディエタにカバーさせたのである。シーズン序盤は黙々とこの役割をこなしていったメンディエタだが、試合を重ねるごとに疲労も蓄積、次第に精彩を欠いていった。左サイドはモッタが入った。純粋なアウトサイドではなく、攻撃時には中に絞り、守備時はサイドに戻るという役割を負った。 前線はクライフェルトを頂点に置き、その下にサビオラとルイス・エンリケが入る形。序盤から次々とゴールを重ねていくルイス・エンリケとは対照的に、守備の役割を負わされたサビオラはまったく精彩を欠いてしまった。 このフォーメーションで戦っていくバルサであるが、なかなか思うように勝ち星を挙げることが出来ない。第4節でアウェーにベティスに完敗すると、その後は黒星と引き分けを重ねていくようになる。不運は重なるもので、怪我人も続出し、バン・ガールのシステムは日替わり状態になっていく。また、ファンからも、選手を自らのシステムに縛り付ける相変わらずのやり方を毎日のように非難された。 4−2−3−1、4−4−2(中盤ダイヤモンド)、4−4−2(中盤フラット)とシステムを変更し、何とか悪い流れを断ち切ろうとするバン・ガールであるが、チームは思うように白星をあげることが出来ない。ついには降格ゾーンすら危ぶまれる状況にまで追い込まれ、第14節でホームのセビージャ戦を0−3という屈辱的な完敗で終えると、ファンの怒りが爆発、カンプノウに白いハンカチが舞うことになった。 そして、第19節のセルタ戦を完敗で終えると、ガスパール会長も周囲のプレッシャーに屈し、遂にバン・ガールを解任する。また、当のガスパールもバン・ガールを追うようにして2月12日に辞任した。後任は第3副会長の職にあったエンリク・レイナ。新しい会長を選ぶ会長選がおこなわれるまでの暫定会長という扱いである。 |
(4−4−2) ![]() |
アンティッチ時代 バン・ガールの後を受けて監督に就任したのは、セルビア・モンテネグロ人(旧ユーゴ)のラドミール・アンティッチ。アンティッチはバン・ガールと異なり、選手が持っている能力を一番発揮出来るポジションで使うという哲学の持ち主だった。彼が選択したシステムは、オーソドックスな4−4−2。しっかり守備をして、ボールを奪ったら素早く前線に繋ぐという、典型的なカウンター攻撃を中心にした戦い方をアンティッチは好む。 ディフェンスはフラットに近い4バック。右からレイツィハー、プジョール、フランク・デブール、新加入のソリンが入る。特筆すべきは、バン・ガールの元でくすぶっていたレイツィハーとスピードの遅さから戦犯にあげられていたフランク・デブールが不死鳥のように甦ったことである。特にフランクは、4バックで守備が安定し役割が整理されたことにより自慢のフィードが復活、ファンから拍手を受けるまでになった。レイツィハーもリーガでは右、チャンピオンズではソリンが出場出来ない(ラツィオでUEFAカップに出場しているため)ことから左と役割は代わるものの、抜群の活躍を見せた。 中盤も4人。コクーが中盤の一番底で潰し役、そのやや前方でチャビがボールをさばいたり、前線に飛び出していく役割をこなす。右はオーベル、左はメンディエタを配置。この配置はバン・ガール時代とは逆であったが、右に入ったオーベルは怪我が癒えたこともあってウインガーとして十分機能する。左のメンディエタはやや中に絞り気味で、幅広い役割を要求された。しかし、本人の調子がいっこうに上がらないこともあり、モッタやリケルメが代わりに入ることも多かった。中盤で特筆すべき活躍をしていたのはティアゴ・モッタ。コクーが負傷で倒れると、中盤の底に入り潰し役として活躍し始める。特にクラシコではジダンを完封し、チャンピオンズリーグでも同様の活躍をしたことで、評価は鰻登りになっていった。 前線はオーソドックスにサビオラとクライフェルトを配置。この2人は自由にポジションを入れ替えるが、傾向としてはサビオラがゴールゲッターとして前目に位置し、クライフェルトがやや下がり気味でトップ下的な役割をこなす。この役割変更により、ゴールを奪うことだけに専念出来るようになったサビオラは、思い出したかのようにゴールを量産し始め、表情も明るくなった。一方のクライフェルトはゴール不足を周囲から批判されるが、アシスト役としては十分満足のいく役割をこなしている。 |
| 選手移籍(2002年 夏) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 選手移籍(2002年 冬) | ||||||||||||||||||
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| 移籍選手について |
| レイナ | 父親もバルサの名GKだったという血統書付きのレイナだったが、バルサというビッグクラブのGKを務めるには、まだまだ経験が足りなかった。ハイボールやボールを足で扱うテクニックは優れたものを持っていたが、見込みで飛び込んでしまったり、脇が甘いという欠点も持っていた。よって、武者修行という意味合いもあって、買い戻しのオプション付きでヴィジャレアルに移籍となった。ヴィジャレアルで経験を積んで、一回りも二回りも大きく成長してバルサに帰ってきて欲しいGKである。(退団会見の様子はこちら) |
| デュトルエル | 昨年から完全に戦力外となっていたデュトルエル。なかなか移籍先が見つからなかったが、ようやくアラヴェスへ移籍が決まった。アベラルドと共に頑張って欲しいものである。 |
| アベラルド | 昨シーズン、感動的な復帰戦を経験し、契約延長も確実と見られていたアベラルドであったが、ヴァン・ガールが就任した時点で運命が決まってしまった。本人は引退する時は、故郷のスポルティング・ヒホンでプレーしたいといっていたが、まだまだできる自身があるのだろう。コロッチーニを引き抜かれ、DFが手薄となったアラヴェスへ移籍となった。 (涙の退団会見の様子はこちら) |
| セルジ | クライフ時代の最後の生き残りも、ヴァン・ガールの監督就任によってチームを追われることになってしまった。まだまだイケるだけに、移籍先のアトレティコでも頑張って欲しい。(涙の退団会見の様子はこちら) |
| ココ | 買い取りオプション付きのレンタルでバルサにやってきたココ。しかし、ヴァン・ガールとガスパールが下した決定は、『買い取りのオプション契約を行使しない』ということだった。ディフェンス面での貢献が多かっただけに、彼を放出したのはかなり痛い・・・・。 |
| リヴァウド | リヴァウドの退団は、電撃退団と言えるぐらいあっという間に話が進んだものだった。契約が1年残っていたリヴァウドであるが、彼としてはこの契約を延長する気はなく、まさに売り時であることは確かだった。しかも、バルサは彼とは犬猿の仲であるヴァン・ガールが監督に就任した上に、リケルメを獲得したことで外国人枠以上のEU圏外選手を抱えることになってしまい、なんとしても一人は処分するのが急務だった。 今までであれば、莫大な移籍金によって大物選手が移籍するのは当たり前だったが、今年は事情が異なった。サッカーバブルの崩壊により、ビッグクラブと言われているクラブでさえ金庫の金は空っぽだったのだ。よって、バルサ側とリヴァウドが話し合った上に下した決断は、『移籍する代わりに、契約を解除して、移籍金の負担なしに好きなクラブへ移籍する』というものだった。 彼の人間離れしたスーパープレーを見られなくなるのは寂しいが、世代交代を促進する意味でも、致し方なかったのだろうか?(リヴァウドのサバサバ退団会見の様子はこちら) |
| アルフォンソ | 結局バルサにいた2年間でほとんど出場機会が得られなかったアルフォンソ、古巣のベディスに買い取りオプション付きで戻っていった。 |
| アルテッタ | ペップの後継者ともてはやされていた選手であるが、レンジャーズへと買われていった。 |
| エンケ | ベンフィカから移籍金なしでやって来たドイツ人GK。どんなセービングを見せてくれるのか、今から楽しみである。 (エンケの入団会見の様子はこちら) |
| メンディエタ | イタリアのラツィオで不遇の時を過ごしていたメンディエタであったが、ようやくスペインへ帰ってきた。再びヴァレンシア時代のように輝いてくれることを期待したい。(メンディエタの入団時のインタビューはこちら) |
| リケルメ | 2年越しの念願が叶ってバルサへやって来た。入れ替わるようにしてリヴァウドが去り、リヴァウドの後釜としてのプレッシャーは相当のものだと思うが、リヴァウドの存在を忘れさせるようなプレーを見せてもらいたいものである。 (リケルメの入団時のインタビューはこちら) |
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