Barca 試合結果


第21節 2001. 1.20 エスタディオ・テレサ・リヴェーロ 17:00 
ラージョ・ヴァジェカーノ 2 − 1 FCバルセロナ
Rayo Vallecano 得点 FC Barcelona
Po No NAME 交代 Po No NAME 交代
GK 1 イマノル・エチェベリーア - 24分:ボリッチ GK 13 レイナ -
RB 14 フェロン 後39分OUT チャヴィ:後10分 DF 24 プジョール -
CB 27 ディエゴ・マインス - 後15分:デ・キンターナ 17 クリスタンヴァル -
CB 4 デ・キンターナ - - 3 フランク・デブール -
LB 6 アルカサル(C) - - 12 セルジ -
CM 22 パブロ・サンス - - MF 6 チャヴィ -
CM 9 ケヴェド - - 18 ガブリ 後18分OUT
RH 10 ペラゴン - - 8 コクー 後27分OUT
OH 8 ミチェル 後43分OUT - FW 10 リヴァウド -
LH 25 アルテアガ - - 7 サヴィオラ 後35分OUT
CF 11 ボリッチ 後36分OUT - 9 クライフェルト -
Sub 13 ロペテギ - - Sub 1 ボナーノ -
2 コタ - - 2 レイツィハー -
20 コリーノ 後39分IN - 14 ジェラール 後27分IN
18 アスコイティア - - 15 ロッチェンバック 後18分IN
16 グラウシオ 後36分IN - 11 オーフェルマルス -
21 ボロ - - 19 ダニ -
24 エルデル 後43分IN - 22 ジェオヴァンニ 後35分IN
Barcaフォーメーションの変化
試合開始〜 後半15分〜 後半27分〜
後半35分〜
試合展開
主審:カルモーナ・メンデス → ゴンサレス・ヴァスケス(予定変更)


実況:倉敷 保雄(♪)    ゲスト:戸塚 啓



 クリスマス休暇明けのホーム2試合を最高の内容で勝ったバルサ、今日のアウェーゲームで進化が問われる事になる。今日の会場となるテレサ・リベーロは非常にピッチが狭く、バルサの選手たちのコメントでも、この点を気にしている様子がうかがえる。バルサにとって痛いのは、特にピッチの幅が狭いこと。両サイドをワイドに使ったサイド攻撃が信条のバルサだけに、これは致命傷になりかねない。

 今日は珍しくサブメンバーが7人入っている。ダニが久々にベンチ入りするも、ココは水疱瘡でダウン。アベラルドとP・アンデルソンはいまだ負傷から癒えず、ルイス・エンリケも足に張りを覚えるために1月一杯はお休み。

【前   半】

<開始〜20分>
 今日もバルサの布陣はここ2試合と同様で、トリデンテ+両SBが大きく張り出すというもの。しかし、開始早々ラージョは前線に6人も上がっており、バルサの両SBの攻め上がりを封じようとする。事実、ホームの2試合のようにセルジ&プジョールの両人がハーフウェーラインまで上がれる事はなく、プジョールのみが前に出ている。よって、状況によってはセルジ、フランク・デブール、クリスタンヴァルの3バック+ウィングバックのプジョールという形になっている。

 ホームのラージョは試合開始早々から積極果敢にバルサに襲い掛かってくる。開始1分、ラージョがいきなりバルサゴール前に押し寄せるが、ここはバルサDF陣が辛うじてクリア。
 6分、ボリッチが右サイドに流れてセンタリング → ケヴェドのシュートはゴール右へ。
 18分には左サイドからのFKをアルテアガがヘディングシュート → ゴール右へ流れる。
など、チャンスを次々と作っていく。一方のバルサはこの時間シュートなし。生命線であるSBの攻め上がりは封じられ、頼りのトリデンテもゴール前でしっかりとマークされてはチャンスは作れない・・・・。しかも、バルサがボールを持つと、ラージョサポーターの容赦ないブーイングが飛んでくる。20分の時点でボール支配率は『ラージョ:バルサ=49:51』となっているが、ボールを持っているだけどいった印象が強い。


<20分〜46分>
 この時間帯も完全にラージョペース。前半を通じてバルサはリヴァウドのFK以外にシュートチャンスを作れない。両サイドバックが攻め上がろうにもピッチの幅が狭く、マークの相手を抜くだけの幅を確保できない。よって、攻撃はどうしても中央に集まってしまうが、ラージョの選手たちは非常に運動量が豊富で、攻め上がったかと思えばいつの間にゴール前に戻って来ているのでシュートチャンスは皆無となってしまう。 流れの中からチャンスを作ったのは、37分にカウンターから左に流れたクライフェルトが、中央のサヴィオラへ折り返しのセンタリングを上げただけだったと思う。リヴァウドのFKにしても、得点できそうだったのは43分のものだけだった。(中央やや右より20m。リヴァウドのキックはゴール左上スミへ飛んでいくが、GKがファインセーブ。)

 一方のラージョは、チャンスは少ないものの見事に先制点をあげる事に成功する。24分、左サイドのスローインを受けたボリッチが、1人で強引にゴール前まで持ち込み、見事なシュートをゴール右隅へ叩き込む。誰もボリッチに対して当たりに行かないのでは、楽にシュートを撃たれても仕方がない。この失点により、バルサは先行を許したまま前半を終える結果になってしまった。

  Rayo Barcelona
Tiros a Puerta
Faltas Sancionadas
Corners
Tarjeta Amarillas
Tarjeta Roja
Posesion 43 57


【後   半】

<開始〜20分>
 後半もラージョは積極的にバルサゴールに向かってくるが、それが災いして後半10分に、チャヴィのシュートでバルサが同点に追いついてくる下図参照)。
 バルサはここで踏ん張れれば勝機も見えてきたのだが、僅か5分後に再び逆転されてしまう。後半15分、右サイドからファーサイドにアーリークロスが上がる。バルサのDF陣はゴール前で3対3の状況。ここでゴール前に走り込んで来たラージョFWに、それぞれがバランスよくマークにつけば良いものを、ニアサイドに走りこんだFW(誰かは不明)に3人とも釣られてしまった。そのため、ファーサイドに走りこんだDFのデ・キンターナが全くのフリーでヘディングシュート。レイナも飛び出したのだがシュートには届かずにゴールイン・・・・・・。それにしてもCBのデ・キンターナがなぜ最前線にいるのだろうか?

 この時間帯、チャヴィのゴール以外はバルサの見せ場はなし。







<20分〜49分>
 後半の半ばで1点のリードを奪ったラージョは、自陣にかなり人数をかけるようになる。明らかにこのまま逃げ切る算段だ。しかし、ゴール前で亀のように守っているのではなく、攻撃に転じれば、リスクを冒さないのを前提に前線に人数をかけて攻撃してくる。
 また、ボール支配率はバルサが圧倒するものの、見た目にはそれほどの差は感じられない。それだけ、ラージョの試合運びが巧みなのだろう。

 一方で、下位チームには絶対に勝利しなければならない状況のバルサは、必死でチャンスを作ろうとするが、エリア内には常に7人前後のラージョ選手がいるので、ゴールを割る事が出来ない。
 後半24分、ロッチェンバックが縦に抜け、ペナルティエリアの右サイドからミドルシュート。しかし、シュートはゴール左へ流れる。
 後半26分、右サイドを抜け出したサヴィオラがクロスボールを入れようとするが、ペナルティエリア内はラージョの選手だらけ・・・・。仕方がなくボールを繋いでチャンスを作ろうとするがカットされる。
 後半26分、ハーフウェーラインからチャヴィの縦パスが出る。このパスに反応したクライフェルトがDFラインの裏に抜け出すが、トラップの処理を誤り、シュート撃てず。
 後半34分、右サイド、プジョールのクロスをファーサイドでジェラールがヘディングシュート。しかし、シュートはGK正面。

 これ以後、ラージョは時間つぶしの選手交代ラッシュ。あっという間に規定の45分が過ぎてしまう。バルサは攻め急ぐが一つ一つにプレーが雑で、パスの精度が低く、ボールがつながらない。結局このままロスタイムの4分も終わり、最下位相手のアウェーゲームで星を落としてしまった。

  Rayo Barcelona
Tiros a Puerta
Faltas Sancionadas 14 23
Corners
Tarjeta Amarillas
Tarjeta Roja
Posesion 36 64


【BARCA GOALS
  1点目 チャヴィのゴール

 後半10分、左サイドからコクーがGKとサヴィオラの間にロングボールを蹴りこむ。このボールに反応したサヴィオラが必死にボールを追うが、GKがエリアを飛び出してヘディングでクリア。
 しかし、このクリアボールの先にはチャヴィがいた。GKがエリアを飛び出し、ゴールががら空きなのを見逃さず、チャヴィは右足インサイドキックで丁寧に無人のゴールへシュート。
 ボールはゴールのど真ん中を転がりながらゴールイン。GKエチェベリアは、虚しくボールを追いかけるしか術はなかった。
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