| 試合展開 |
主審:アルトゥーロ・ダウデン・イバーニョス
実況:倉敷 保雄 ゲスト:金子 達仁
(前 半)
2分、右サイドからプジョールが上げたセンタリングを、クライフェルトがペナルティエリア外から強烈なヘディングシュートを撃つが右へそれる。
9分、サヴィオラのゴール(下図参照)。
13分、ルイス・エンリケが中盤でドリブルし、パスを出して転倒。立ち上がるや否やキャプテンマークを外してピッチの外へ。右腿の裏を傷めたらしい。
18分、中央のチャヴィが左サイドのサヴィオラへパス。フェイントを織り交ぜたドリブルでDF2人を抜き、左サイドをえぐって中央のリバウドへパス。リバウド、左足でダイレクトにゴールを狙うが、惜しくもゴールの左へ。
29分、中央でボールを受けたリバウド、周囲にはマークにつく選手がおらず、全くのフリー。GKが前目のポジションを取っていた事もあり、思い切ってミドルシュート。しかし、GKは前に出ていたことが逆に幸いし、パンチングでクリア。
35分、中央ペナルティエリア手前でボールを受けたリバウド、GKがまたもや前目にいるのをみて今度はループシュート。しかし、惜しくもバーの上。
ロスタイム1分で前半終了。
前半はバルサが圧倒的に試合を支配し、ピッチのあちこちに珠玉の宝石を見る事が出来た。ベティスは、エースのデニウソンをプジョールに完封され、シュートを撃つ事すら出来ずにいる。
バルサは攻撃面でも守備面でも組織として完璧に機能し、パスはワンタッチできれいに回り、守備では不安定なところが全くない。
個人レベルでは、何といってもプジョールに尽きる。試合開始早々から積極的な攻め上がりを見せた。クロスを上げ、フェイントで相手をかわし、全速力で守備に戻る。ディフェンスにおいてもデニウソンにマンマーク気味につき、1対1でデニウソンを圧倒し、全く仕事をさせなかった。すはらしい!
注目のトリデンテも前節のマラガ戦と比べると格段の進歩を見せている。サヴィオラとクライフェルトのコンビネーションはもちろんの事、リバウドとサヴィオラのコンビもその片鱗を見せ始めた。3人が前線で変幻自在にポジションチェンジし、ベティスのDF陣を翻弄していた。
(後 半)
後半開始からベティスはFWを1枚増やし、明らかに得点を狙ってくる。
後半4分、リバウドのゴール(下図参照)。
後半11分、ベティスはエースのカサスを投入。足首を傷めているとの事だが大丈夫なのか?
後半12分、右サイドでボールを受けたホアキンがマークについたココの股を抜いてスルーパスを通す。このパスにカサスが走り込むが、前に詰めてきたGKボナーノがシュートコースを消したため、カサスが撃ったシュートはゴール右へそれる。
後半15分、リバウドのゴール(下図参照)。
後半19分、チャヴィに代えてジェラール投入。
後半21分、ボールの奪い合いから小競り合いになったクライフェルトとカピが取っ組み合いに。両軍、特にバルサの選手たちが慌てて止めに入る(次節のクラシコを考えると・・・・・・)。結局両者共にTarjeta Amarillasで済んだが、危ない,危ない・・・・。
後半23分、ゴール正面30m地点でのFK。F・デブールのキックはDFに当たって、右サイドでフリーだったガブリへ。ガブリ、これを直接シュートするがふかしてしまい、シュートはバーの上に。
後半24分、ここでクライフェルトを下げ、ジェオバンニ投入。レシャックもここでクライフェルトに退場されてはかなわないとでも思ったか?ただ、カンプノウの観客はスタンディング・オベーションでクライフェルトを迎え入れる。
後半24分、右サイドをガブリが抜け出して、スクウェアにシュートを撃つが、シュートはゴールの左へ。
後半27分、ペナルティエリア手前でボールを受けたかさすが振り向きざまにシュート。しかし、シュートはゴール左へ。
後半29分、中央やや左寄りから、ジェラール → サヴィオラのポスト → ジェラール → サヴィオラ → リバウドのシュートというもの凄いプレー。シュートはGKが好セーブをしたため止められるが、観客は大声援。全てのパスがダイレクトで繋がり、ベティスのDFは全く反応できない。
後半42分、バルサのゴールに迫ったカサスにジェラールが横からタックル。このタックルでカサスは相当痛がっている。結局は試合が終わるまでピッチに戻れなかったが、それもそのはず、足首の骨折との事。
後半43分、ボール支配率 バルサ:ベティス=59:41.
ロスタイム3分で試合終了。
後半もバルサペース。ベティスは、もう1人のエース:カサス投入直後に、ペースを引き寄せるかと思わせるプレーもあったが、バルサは全く動じず、主導権を維持しつづけた。ボール支配率はバルサ:ベティスが約6:4であったが、見た目の印象は7:3でもおかしくない。
30分過ぎには、今シーズン初めて見る完璧なバルサに気を良くしたのか、観客から手拍子が起こる。
前半キレキレだったプジョールも、後半早々にリバウドのゴールを呼び込む素晴らしいスルーパスを見せ、前半以上に積極的。ジェオバンニ投入後は守備に専念するが、ピンチの芽を確実に摘むなど、完璧に任務をこなした。
相手のエース、デニウソンを90分間完封し、攻撃にも貢献したプジョールは、今日の試合のMVPと言えるだろう。 |
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