Barca 試合結果


第7節 2001.10.6 エスタディオ・リアソール 21:30 
デポルティーボ・ラ・コルーニャ 2 − 1 FCバルセロナ
Deportivo la Coruna 得点 FC Barcelona
Po No NAME 交代 Po No NAME 交代
GK 1 モリーナ - 36分:クライフェルト GK 1 ボナーノ -
RB 24 エクトル - フラン:後45分 DF 18 ガブリ -
CB 20 ドナト - フラン:後22分 24 プジョール -
CB 4 ナイベト - - 3 F・デブール -
LB 3 ロメロ - - 2 レイツィハー 後6分OUT
CM 23 ドゥシェール - - MF 6 チャヴィ -
CM 16 セルヒオ - - 8 コクー -
RH 7 マッカーイ 41分OUT - 9 クライフェルト -
OH 21 ヴァレロン 後35分OUT - FW 22 ジェオバンニ -
LH 10 フラン - - 20 アルフォンソ 後23分OUT
CF 9 ディエゴ・トリスタン 後22分OUT - 21 ルイス・エンリケ -
Sub 13 ヌーノ - - Sub 13 レイナ -
5 セサール - - 26 フェルナンド・ナヴァーロ 後6分IN
15 カプテビージャ - - 35 オレゲール -
12 スカローニ - - 27 トラショーラス 後23分IN
14 エメルソン 後35分IN - 28 モッタ -
18 ヴィクトル 41分OUT - 29 ナノ -
17 パンディアーニ 後22分IN - - 登録なし -
Barcaフォーメーションの変化
試合開始〜 後半6分〜 後半23分〜
                
試合展開
主審:エスキーナス・トーレス


解説:倉敷 保雄(♪)     ゲスト:金子 達仁




 今日の試合会場は、大の苦手としているリアソール。ここまでバルサはリアソールで4連敗中。
 他国はW杯予選のためリーグ戦が休みという中で、なぜかスペインはリーグ戦を強行。(まぁ、チーム数が多いですから)バルサはただでさえ怪我人続出なのに、W杯予選でP・アンデルション、ココ、リバウドを取られ、サブメンバーにBチームの選手を5人も入れないとメンバーが揃わない。
 一方の、デポルもマヌエル・パブロをセルタ戦での重症で失っている。スタジアムに入場したデポルの選手たち全員が背番号『2』、マヌエル・パブロのユニフォームを着て登場。観客席にも『マヌエル・パブロ、頑張れ!!』といった垂れ幕がたくさん掲げられている。こういう文化は日本のスポーツにもぜひ取り入れてもらいたいと思う。

(前  半)
 4分まで、デポルは立て続けにシュート2本。しかし、2本ともGK正面。
 7分、左サイドでフランが前方のロメロへパス。ボールを受けたロメロ、プジョール、ガブリをサイドに釣り出しておいて、フリーで上がってきたフランへ戻す。フラン、このボールをダイレクトでゴール前に放り込み、ディエゴ・トリスタンがヘディングシュート。しかし、シュートはクロスバーの上。
 12分、左サイドでコクー → ルイス・エンリケ → コクーのワンツーで、コクーが左サイドの深い所へ抜け出す。コクーのセンタリングはファーサイドに流れ、これをアルフォンソがキープ。アルフォンソはDF3人に囲まれてしまうが、そこへジェオバンニが走りこみ、アルフォンソとスイッチしてシュート。しかし、シュートはゴール左へ流れる。
 16分、アルフォンソが左サイドでファール。この時、アルフォンソのアクセサリー(ネックレスやミサンガ等)に目を留めた主審が、アクセサリを全て外すように指示。アルフォンソはピッチから締め出される。
 18分、デポルのあわやオウンゴールというシーン。右サイドからジェオバンニがあげたアーリークロスに、ナイベトが飛びついてクリア。しかし、このクリアボールがゴールに向かって飛んでいき、クロスバーを直撃!モリーナが慌ててクリアする。バルサ、今日最初の決定的チャンス。(^^;)
 22分、ペナルティエリア左のすぐ外でルイス・エンリケが倒されてFK。チャヴィのFKは、きれいな弧を描いてゴール左上の隅を捕らえる。しかし、モリーナの好セーブでゴールならず。
 36分、クライフェルトの先制ゴール。(下図参照)
 39分、マッカーイが右サイドから中央へドリブルで持ち込み、左足でシュート。しかし、GKが落ち着いてセーブ。ここで、シュートを撃ったマッカーイが左腿の裏側を押さえて倒れこむ。前節、セルジが傷めた所と同じような所だ。マッカーイは担架でピッチの外に運び出され、結局交代となる。全治1ヶ月との事。
 ロスタイム3分で前半終了。



 DFラインに不安を抱えるバルサ、今日はいつもより積極的に前へ出ていく。特にルイス・エンリケ、コクー、アルフォンソの運動量が多い。アルフォンソは、攻めてはデポルDFラインの裏を狙い、中盤左サイドまで戻って来て守備をする。ルイス・エンリケも、シャドーストライカーの動きと中盤のカバー。コクーはルイス・エンリケが中に入ってくる分外に開いたり、下がってチャヴィのサポートをする。膝に不安を抱えているのに・・・・。
 問題のDFラインはというと、昨年のバルサに逆戻り・・・・・・。マークはずれているし、ドタバタして安定感がない。そんな中で目立っていたのはプジュール君。自分のポジションに関係なく、危険な所には必ず顔を出し、火種を消しては自分のポジションに戻っていく。とても献身的な守備をしていた。その様子を見た金子達仁氏は、「プジョールから若さとひたむきさを引くと、イバン・カンポが出来上がるんですね。(爆)」と言っていた。それはあまりに酷すぎるような気がする・・・・。
 失点は避けられた物の、ボールはデポルに支配されている。今日の中継ではボール支配率が出なかったのだが、6:4でデポルではないか?ただ、ここ最近のスローテンポな試合とは打って変わって、テンポが速くなかなか面白い前半だった。



(後  半)
 
 後半5分、フランのゴール。右サイドのハーフウェーライン付近から、左サイドの深い所へサイドチェンジのパスが出る。このパスを前に上がってきていたロメロがダイレクトで中へ入れる。このクロスをフランが左足でゴール左隅へ決めて、同点ゴール。
ボナーノとプジョールがシュートコースを消していたのだが、ボール1個分空いたコースに正確に決めて見せるというテクニカルなゴールだった。

 後半6分、レイツィハーがOUT、フェルナンドがIN。フェルナンドはリーガデビュー。レイツィハーは特別悪くはなかったが、病み上がりなので大事を取ったか?
 後半12分、フランからボールが出て、クライフェルトの先制ゴールと全く同じようなシチュエーションでディエゴ・トリスタンがシュート。しかし、クライフェルトの様にはいかずにボールはバーの上を越えてしまう。
 後半22分、フランのゴール。デポルの攻撃が延々と続く。ボールを完全に支配され、バルサはクリアするのが精一杯。しかも、そのクリアボールを再びキープされ波状攻撃を受けるという悪循環。そんな時間帯での失点。
 右サイド、ヴァレロンのパスをペナルティエリア内でヴィクトルが受けてセンタリング。この時、ボナーノを含め、バルサのDFは全員ヴィクトルに寄せてしまい、真中やファーサイドは空っぽ。バルサのDF陣は慌ててボールを追うが、ファーサイドでパスを受けたフランが正確な左足のシュートで勝ち越しゴール。

 後半23分、アルフォンソがOUT、トラショーラスがIN。トラショーラスもリーガでビュー。この交代で、ジェオバンニがCFに移り、トラショーラスが右サイドへ。
 後半30分、中盤からのロングパスをペナルティエリア正面でパンディアーニが受ける。マークについているのはガブリとプジョール。パンディアーニ、右サイドへ持ち込んでバルサのDFを右へ引き付けておいてから、急反転して空いた左サイドへパス。そこにはフランが待っており、1点目と同じようなシチュエーションとなるが、フランはシュートフェイクを入れてから中央へ持ち込む。しかし、その間にバルサのDF陣はゴール前を5人で固め、フランが右足で売ったシュートは右にそれる。フランがボールを受けた時、シンプルに左足で撃っていたら1点取られていたかもしれない。
 後半31分、Lanzamiento Totales(シュート総数) バルサ:デポル= 4 : 8。
 後半34分、チャヴィの右CKはプジョールに当たり流れてしまうが、こぼれ球をトラショーラスがミドルシュート。しかし、バーの上。トラショーラス、思い切りが良くてなかなかよろしい。
 後半40分、Fueras de Juego(オフサイド) バルサ:デポル= 6 : 4。
 ロスタイム3分で試合終了。



 後半開始と同時に、バルサは思い切り引いてしまった。これがレシャックのやり方なのか・・・・。後半5分に同点ゴールを決められて、ようやく攻撃に出るが、決定機は作れないし、相変わらずデポルにボールを支配されている。22分に勝ち越しゴールを奪われる頃にはガス欠になり、運動量もガクッと落ちてしまった。
 レシャック監督は前々から怪我人によるメンバー不足を言い訳にしたくないと話していたが、あまりにもメンバーがいなさ過ぎる。今日のメンバーでとくに問題なのはCFがいない事だ。アルフォンソが下がった後、クライフェルトが前に出るのがベストだったような気がするが、レシャックはあのポジションでクライフェルトを使う事に固執しているので、ジェオバンニがCFという無残なフォーメーションになってしまった。サヴィオラかリバウドのどちらかがいれば良かったのだが・・・・。

 今日の敗戦でバルサは首位から転落し、まさに3日天下となってしまった。
 
【BARCA GOALS
1点目 クライフェルトのゴール

 バルサのカウンター。ルイス・エンリケが自陣の深い位置からドリブルで持ち込み、クライフェルトへスルーパス。このパスに反応してクライフェルトが走り込むが、GKモリーナもシュートコースを消すために詰めて来る。
 ボールを受けたクライフェルトは、外へ流れながら左足でシュート。モリーナもクライフェルトに食らいついてコースを消す。
 しかし、角度のない所から放ったにもかかわらず、クライフェルトのシュートはしっかりとゴール右隅に吸い込まれた。
 ゲストの金子達仁氏も「難易度E」と大絶賛した難しいシュートだった。
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