Barca 試合結果


第4節 2001.9.23 エスタディオ・カンプ・ノウ 21:00 
FCバルセロナ 2 − 0 テネリフェ
FC Barcelona 得点 Tenerife
Po No NAME 交代 Po No NAME 交代
GK 1 ボナーノ - 33分:ジェオバンニ GK 1 アラゴネセス -
DF 24 プジョール - 後48分:サヴィオラ RB 16 バヴィ・ベンタ -
17 クリスタンバル - - CB 4 パブロ・パス 後37分OUT
4 P・アンデルション - - CB 5 ルッセンホフ -
12 セルジ 後12分OUT - LB 23 バサヴィルバソ -
MF 6 チャヴィ 後28分OUT - CM 18 ビーノ -
15 ロッチェンバック - - CM 17 ルイス・マルティ -
8 コクー - - RH 6 マネル 後23分OUT
FW 9 クライフェルト - - OH 10 ウーゴ・モラレス 後13分OUT
7 サヴィオラ - - LH 14 シスコ -
22 ジェオバンニ 後22分OUT - CF 9 マリオーニ -
Sub 13 レイナ - - Sub 13 イグレシアス -
3 F・デブール 後28分IN - 3 マレクシス -
23 ココ 後12分IN - 19 ベルムード -
18 ガブリ 後22分IN - 11 ヨルディ -
21 ルイス・エンリケ - - 24 ハイメ 後13分IN
- 登録なし - - 25 イヴァン・アニア 後23分IN
- 登録なし - - 12 フェルテス 後37分IN
Barcaフォーメーションの変化
試合開始〜 後半13分〜 後半28分〜
                
試合展開
主審:カルモーナ・メンデス

実況:倉敷 保雄(♪)    解説:戸塚 啓



 今日はホームなのでサヴィオラがスタメン。対戦相手は今期の1部リーグのチームで唯一いまだにカンプノウで勝った事がないテネリフェ。そんな相手のせいか、観客席もかなりガラガラとなっている。


(前  半)
 3分、マークについたコクーを振り切って、ハヴィ・ベンタが縦にドリブル突破するが、折り返しのパスをP・アンデルションがカット。
 4分、センターサークルからチャヴィが左サイドへロングパスを送る。左サイドでこのパスを受けたセルジ、内へ切れ込んでマーカーの右SBを引き出し、空いたスペースへパス。このスペースへ走りこんだサヴィオラが折り返すがDFがクリア。しかし、クリアボールは中央のチャヴィの元へ。チャヴィ右サイドのロッチェンバックにパス。ロッチェンバック、左足でミドルシュートを撃つが右ポストをわずかに外れる。おしい!
 10分、ここまでバルサがほとんどボールを支配していたが、テネリフェのカウンター。中央、ゴールから25m地点でボールを受けたマリオーニ、短いドリブルからボール前へスルーパス。このパスにシスコが反応し、後ろをプジョールが追いかけてくるもののほとんどGKと1対1に。しかし、ボナーノの飛び出しが良く、シスコの撃ったシュートを弾き返すが、その跳ね返りがシスコを追ってきたプジョールに当たり、ボールはゴールへ向かって転がる。あわやオウンゴールかと思いきや、ボールはわずかにゴール右にそれる。あぶねー!
 14〜15分、サヴィオラとジェオバンニが連続してオフサイド。レシャックがfcbarcelona.comで語っていたように、テネリフェはオフサイドトラップを多用してくるようだ。
 25分、自陣でクリスタンバルがチャヴィへパスを出すが審判が邪魔で受けられず、テネリフェにボールを奪われる。観客は大ブーイング。ボールをカットしたウーゴ・モラレスはドリブルで上がり、右サイドへパス。右サイドでボールを受けたマネルは対面のコクーをフェイントで抜こうとするが、コクーのマークを振り切れずに後ろへ下がってからボールをゴール前に上げる。しかし、このクロスはクリスタンバルがクリア。こぼれ球をルイス・マルティがボール前のウーゴ・モラレスへヘッドパス。ウーゴ・モラレスはこのパスを振り向きざまにダイレクトボレー。危ない!と思ったが、ボナーノのファインセーブで危機を脱した。
 26分、雨が降り始める。
 27分、ボール支配率 バルサ:テネリフェ=59:41
 33分、ジェオバンニのゴールで先制。(下図参照)
 35分、中央やや左、ゴールまで25m地点でのバルサのFK。コクーが左足でゴール前に蹴ったボールを、ファーサイドから内へ入ったクライフェルトが左足インサイドでシュート。しかし、惜しくもゴール左へ。こういうシュートを確実に決められればピチーチも夢じゃないのに。
 42分、左サイドのでバサヴィルバソがボールを受ける。ジェオバンニがマークにつくが、雨のため足を滑らせてしまい、そこを見逃さなかったバサヴィルバソは縦に抜けてセンタリング。ゴール前ではヘディングでの競り合いとなるが、こぼれ球をビーノがシュート。しかし、ボナーノが再びファインセーブでピンチを救う。
 43〜46分、ピッチが雨で滑るため、バルサはボールを回して時間稼ぎ。ロスタイムにチャヴィからクライフェルトへスルーパスが出るが、惜しくもDFがクリア。終了直前には右サイドを破ったジェオバンニの早いクロスを、右ポスト際でクライフェルトが右足で合わせるが、GKがクライフェルトと重なりながらもしっかりキャッチ。
 ぴったり1分のロスタイムで前半終了。



 前半25分までと、先制ゴール以降はバルサがほぼボールを支配していた。ゲームの組み立てはそこそこ良い感じで出来ているが、最後の詰めが甘いような気がする。また、安定感はあるものの攻撃に緩急がなく、常に一定のテンポで攻めるので、メリハリがないのが気になる。
 サヴィオラは今日もしっかりマークされているためフリーになれず、なかなかチャンスに絡めない。
 一方のテネリフェはディフェンスラインが高く、中盤でガツガツ来ないかわりにオフサイドトラップを狙ってくる。

 変わったところでは、メンデス主審が邪魔でバルサのパスが繋がらず、テネリフェに奪われてピンチを迎えたシーンが2度ほどあった。実況の倉敷さんにも、「今日のメンデスさんは、ポストプレーが多いですねぇー。」などと言われる始末。

               【前半のデータ】
Barca Tenerife
Tiros a Puerta
Faltas Sancionadas
Tarjetas
Corner
Posesion 63 37



(後  半)
 後半開始30秒、ロッチェンバックのスルーパスにジェオバンニが走りこみ、右サイドをえぐって折り返すがDFがクリア。
 後半7分、中央やや左、ゴールから30m地点でのバルサFK。キッカーはロッチェンバック。ロッチェンバック、小細工なしに得意の右足からキャノン砲をゴールのド真中に向かって撃ちこむ。GK、真正面のシュートにもかかわらず、後ろへ跳ね上げるのが精一杯。
 後半12分、セルジがOUT、ココがIN。珍しく正統派の選手交代。キャプテンマークはコクーが引き継ぐ。
 後半14分、15分と立て続けに右サイドの深い所でジェオバンニがファールを受け、FKとなるが得点には結びつかず。
 後半22分、ジェオバンニがOUT、ガブリがIN。ジェオバンニは削られていた事もあり、お役御免。レシャック監督は試合前に、今日の試合では何人かを休ませたいといっていたので、予定通りの交代かもしれない。
 後半28分、チャヴィがOUT、F・デブールがIN。またしてもやってしまいました。今日は良い働きを見せていたチャヴィをなぜ下げる?
 後半29分、テネリフェのCKをボナーノがパンチングで弾くが、こぼれ球をビーノがミドルシュート。ボナーノが飛び出していたのでゴール前はがら空きだったが、シュートは左へそれる。
 31分、ボール支配率 バルサ:テネリフェ=63:37
 後半35分以降、雨が更に強くなってくる。
 後半45分、チャヴィのスルーパスに走りこんだガブリがペナルティエリア内で倒されるがホイッスルはなし。
 後半48分、テネリフェの左CK。ゴール前に上がったボールにボナーノを含めて5人が競り合ってボールが一瞬こぼれるが、ボナーノが辛うじてキャッチ。
 後半48分30秒、サヴィオラのリーグ戦初ゴール!(下図参照)
 このゴールとともに試合終了。



 後半序盤は、ジェオバンニとロッチェンバックのコンビで右サイドを再三にわたりえぐり、チャンスを作っていたが、ジェオバンニが下がった後は徐々にテネリフェに押され始める。
 チャヴィ→F・デブールの交代で、フォーメーションは限りなく3−5−2に近い4−4−2となる。問題は中盤で攻撃を組み立てる選手がおらず、4人とも明らかにディフェンシブになってしまった事。そのため、中盤と前線の間に大きなスペースが開いてしまい、FWの2人が孤立してしまった。それまで安定していたDFも、F・デブールが入った事でバタバタし始める。後半38分にレシャックが指示を出すためにピッチサイドに出てきたが、観客からブーイングが起こっていた。観客も明らかにディフェンシブなバルサに不満だったようだ。
 40分を過ぎると、バルサは逃げ切り狙いで8人がディフェンスに掛かりきりとなった。そのためただでさえ退屈だった後半が、よりいっそう退屈になった。そんな中で試合終了間際のサヴィオラのゴールは最高のデザートとなった。

               【後半のデータ】
Barca Tenerife
Tiros a Puerta 12
Faltas Sancionadas 21 14
Tarjetas
Corner 11
Posesion 61 39
【BARCA GOALS
1点目 ジェオバンニのゴール

 33分、センターサークルからチャヴィが素晴らしいスルーパスを出す。これに、オフサイドギリギリで反応したジェオバンニがウェーブを描いてボールを受け、GKを1タッチのボールコントロールでかわす。
 あとは、仕上げに無人のゴールへボールを流し込んで先制ゴール!ジェオバンニ嬉しい移籍初ゴール!

 実況の倉敷さんもチャヴィのスルーパスを『ペップみたいですねぇー。』と絶賛していた。
2点目 サヴィオラのゴール

 後半48分、ボナーノのゴールキックを左サイドのF・デブールが縦に出し、これをココがワンタッチでつないでサヴィオラへ。サヴィオラ、タッチライン際からドリブルでゴール前まで独走、GKを落ち着いてかわし、後ろから飛び込んできたDFもシュートフェイクでやり過ごして、無人のゴールへ蹴りこんでリーグ戦初ゴール!!!
 後半の戦い振りに退屈していた観客も大いに沸き返る。
 ゴールの後、クライフェルトに『やったじゃん!』とでも言われたのか、頭にポンと手を置かれたシーンが微笑ましく、印象的だった。
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