Barca 試合結果


第1節 2001.8.26 エスタディオ・サンチェス・ピスファン 21:00 
セヴィージャ 1 − 2 FCバルセロナ
Sevilla 得点 FC Barcelona
Po No NAME 交代 Po No NAME 交代
GK 13 ノタリオ - クライフェルト:41分 GK 1 ボナーノ -
RB 5 ニエグス - 後4分:オリヴェラ(P) DF 21 ルイス・エンリケ -
CB 24 アルファロ - クライフェルト:後31分 17 クリスタンバル -
CB 4 プリエト - - 4 P・アンデション -
LB 3 ダヴィド - - 12 セルジ -
CM 22 カスケーロ - - MF 6 チャヴィ -
CM 9 ヴィクトル 後11分OUT - 15 ファビオ・ホッケンバック 後14分OUT
RH 15 ルイス・ヒル - - 8 コクー -
LH 20 トマス 後34分OUT - FW 9 クライフェルト -
RF 26 レイエス 後20分OUT - 10 リバウド 後43分OUT
LF 11 オリヴェラ - - 11 オーフェルマルス 後14分OUT
Sub 1 オルセン - - Sub 13 レイナ -
6 ポテスタ 後11分IN - 24 プジョール 後14分IN
7 ガジャルド 後34分IN - 7 サヴィオラ 後14分IN
10 フレディ - - 20 アルフォンソ -
12 ファンミ - - 22 ジェオバンニ 後43分IN
16 モイセス - - - 登録なし -
18 トエドリ 後20分IN - - 登録なし -
Barcaフォーメーションの変化
試合開始〜 後半14分〜 後半43分〜
                
試合展開
主審:ロサントス・オマール

実況:八塚 浩     解説:戸塚 啓


いよいよ新シーズン開幕。注目のスタメンはスーパースタートリオは実現しなかったものの、昨シーズンとはずいぶんと変わっている。開幕戦に備えて床屋さんへ行った選手が多いようで、みんなさっぱりした頭をしている。

(前  半)
 キックオフ。バルサの布陣は、

FW: クライフェルトがトップ下で右FWのリバウドとポジションチェンジをすることが多い。オーフェルマルスは左サイドへ大きく開いている。
MF: 右MFのホッケンバックはルイス・エンリケが上がるため空いたスペースを埋めたり、前に出たり、中盤の守備をした   りと広範囲に動いている。プレーメーカーはチャヴィ。コクーは一昨年のファン・ハール時代のポジションに戻った。
DF: スタメン発表では4バックだが、ルイス・エンリケの位置取りがかなり高く、攻撃時はほとんど3バック。

 9分、自陣中央よりチャヴィが左サイドへ大きくサイドチェンジのパス。このパスを受けたオーフェルマルス、最初のトラップでマーカーを振り切り、スピードに乗ったドリブルで縦に突破。ゴールライン際から低めのセンタリングをあげるが、GKがキャッチ。
 
11分、左サイド、自陣ペナルティエリア付近でコクーがヘディングでクリアしたボールを、セルジがトラップするが失敗。(爆)レイエスに奪われる。これはP・アンデションが奪い返して事なきを得るが、今シーズンもセルジは不安定なのか・・・・。
 16分、左サイドへ移動していたリバウドが自陣から長い距離をドリブルで上がるが、途中でカットされる。
 21分、左サイドでDF3人を引き連れたオーフェルマルスがボールを戻す。そこへコクーが走りこんできてミドルシュートを撃つが、シュートは思い切り右に曲がって、タッチラインを割る。
 23分、チャヴィのサイドチェンジのバスを左サイドで受けたオーフェルマルスが、切り返してゴール前のクライフェルトへパス。 背後にDF2人を背負ったクライフェルト、オーフェルマルスのクロスボールをつま先でDFの頭上を上げて反転、そのまま抜こうとするがカットされる。しかし、クライフェルトは、相変わらずこういうアクロバティックな物凄いプレーを見せてくれる。
 24分、DFラインから出た縦パスを中央でルイス・ヒルが受け、左に流れつつミドルシュート。しかし、これは左へ大きく外れる。
 26分、ゴール正面27mからバルサのFK。ボールの前に立つのはリバウドとチャヴィ。このFKはリバウドが直接狙うが、シュートは壁の中に。
 26分、ボール支配率 バルサ:セヴィージャ=59:41.
 28分、左サイドのトマスが斜めにスルーパスを出すが、ゴール前に走りこんだレイエスに渡る前に、GKボナーノが足元に滑り込んでキャッチ。
 35分、左サイドのトマスからボールを受けたヴィクトルがミドルシュート。しかし、このシュートはボナーノの正面。
 36分、ボール支配率 バルサ:セヴィージャ=57:43.
 41分、クライフェルトのゴール。(下図参照)
 43分、ニエグスが左サイドを深くえぐりセンタリング。これにトマスが飛び込むが、ゴール左にそれる。
 ロスタイム1分で前半終了。



 前半は双方、決定的なシーンが少ない。ショートパスによる繋ぎやスルーパスなども少なく、心なしかロングボールが目立つような気がする。やはり、開幕戦という事で慎重になっているのだろうか?ただ、バルサはコンビネーションが合わずにボールが流れるという事はなく、チームとしてはある程度まとまっているようだ。




(後  半)
 後半1分、クリスタンバル、ボナーノからのパスの処理を誤りボールを奪われるが、自らタックルで奪い返す。
 後半3分、左サイドからワンツーで抜け出しペナルティエリアに進入したダビドが、ホッケンバックに後ろから倒されてPKに。これをオリヴェラが決めて同点ゴール。
 後半7分、右サイドで粘ったホッケンバックが前方のルイス・エンリケへパス。ルイス・エンリケ、短いドリブルからゴール前にロブパスを出す。そこへクライフェルトがDFの後ろから飛び出して、つま先で合わせるがGKがキャッチ。クライフェルトは本当につま先でのボールコントロールが上手い。
 後半8分、Tiros a Puerta バルサ4/6 セヴィージャ4/6。
 後半12分、左サイドのセルジから縦に出たボールをオーフェルマルスがドリブルで持ち込み、ペナルティエリア手前でボール前へ斜めのスルーパス。これにクライフェルトが走りこむが、届く寸前にDFがクリア。
 後半13分、遂にサヴィオラ君が登場。ついでにプジョールも登場。これでFWはサヴィオラ、クライフェルト、リバウドの3人が揃った。
 後半14分、ペナルティエリア正面でルイス・エンリケが倒されてFKに。23mのFKはリバウドが直接狙い、彼のキックはゴール左上隅へ飛んでいくが、GKが辛うじてパンチングで逃れる。
 後半23分、右サイドからゴール前に上がったクロスボールをルイス・ヒルがヘディングで合わせるが、プジョールがしっかりマークにつき、体を寄せていたため、ゴール左にそれる。
 後半26分、ボール支配率 バルサ:セヴィージャ=60:40.
 後半31分、クライフェルトのゴール(下図参照)
 後半32分、トエドリがペナルティエリア正面でポストとなり、右隣に張っていたカスケーロへパス。カスケーロはそのままミドルシュートを撃つが、シュートはギリギリ右へそれる。危なかった・・・・・。
 後半32分、Tiros a Puerta バルサ6/8 セヴィージャ4/8。
 後半42分、リバウドお役御免でジェオバンニと交代。
 後半46分、ルイス・エンリケが中央をドリブルで上がり、低い弾道のミドルシュート。しかし、シュートはゴール1個分右へそれる。惜しい!
 後半47分、ボール支配率 バルサ:セヴィージャ=59:41.
 ロスタイム4分で試合終了。



 バルサの開幕戦は無難に勝利で終わった。1タッチで素早いパスを回すまではいかないが、昨シーズン終盤のような、パスの出しどころがなくボールを戻すようなシーンは全く見られなかった。ディフェンスもフリーでシュートを撃たれるような事はほとんどなく、及第点だと思う。注目のサヴィオラは開幕の緊張からか、それほど目立った所はなかった。
 ただ、今日の2得点はクライフェルトの個人技から生まれたものなので、チームとしてどのように攻撃するかはまだまだ見えてこない。3人衆が今後どのようなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

【新戦力の寸評】
ボナーノ: ファインセーブも見せ、無難に終えた。昨年のデュトルエルのように、DF陣との連携の不味さは今のところ見られない。
P・アンデション: 堅実な守備を見せた。積極的に回りに指示を出すなど、DFのリーダーとして機能していた。また、タックルが上手いという印象を受けた。
クリスタンバル: 不安定な所もあったが、パスはDF陣の中では良い部類に入るのではないか?
ホッケンバック: PKを与えたのは不味かったが、中盤を幅広くカバー。ルイス・エンリケの背後に空いたスペースを上手く埋めていた。
サヴィオラ: 緊張と遠慮があるのか、ワールドユースのような輝きは今のところ見られない。
ジェオバンニ: 出場時間が短く、評価不能。
【BARCA GOALS
1点目 クライフェルトのゴール

 41分、中央からクライフェルトが右サイドのホッケンバックにパスを出して、自らはゴール前に。
 ホッケンバック、ゆったりとしたドリブルからゴール前にクロスを上げるが、DFが足を出したためコースが変わる。
 ゴール前のDFは楽々処理できると思ったのか、対応が遅れる。
 そこを見逃さなかったクライフェルト、DFの背後から、一気に加速して、DFの鼻先で右足を鋭く振り抜いてシュート。
 嬉しい初ゴールにして、約3ヶ月ぶりの公式戦ゴール。

2点目 クライフェルトのゴール

 ルイス・エンリケのパスを下がりながら受けたクライフェルト、右足でトラップしたボールをそのまま股に通し反転、ドリブルを始める。このトラップからドリブルまでの一連の動作には、ギクシャクしたところが全くなく、素晴らしい。
 ドリブルで前に上がるクライフェルトは、リバウドがDFを引き連れて空けたスペースへ向かって加速し、DF2人が寄せてきたのをものともせずに右足を振り抜いてシュート。
 GKが飛びつくが、ボールは一直線にゴール右隅へ。GK膝を抱えて呆然としている。
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