Barca 試合結果


第38節 2001. 6.17 エスタディオ・カンプ・ノウ 21:00 
FCバルセロナ 3 − 2 バレンシア
FC Barcelona 得点 Valencia
Po No NAME 交代 Po No NAME 交代
GK 1 デュトルエル - 3分:リバウド GK 1 カニサレス -
DF 24 プジョール - バラハ:25分 RB 20 アングロマ -
3 F・デブール - 46分:リバウド CB 12 アジャラ -
12 セルジ - バラハ:後1分 CB 2 ペジェグリーノ -
MF 4 グァルディオラ 後20分OUT 後43分:リバウド LB 16 F・アウレリオ -
18 ガブリ - - RH 10 アングロ -
8 コクー - - CM 19 バラハ -
10 リバウド - - CM 23 アルベルダ -
FW 20 シモン 後0分OUT - LH 18 キリー・ゴンザレス 後24分OUT
9 クライフェルト - - ST 22 アイマール 後39分OUT
11 オーフェルマルス 後32分OUT - CF 7 ヨン・カリュー 後41分OUT
Sub 35 レイナ - - Sub 25 パロップ -
2 レイツィハー - - 5 ジュキッチ 後39分IN
17 プティ 後20分IN - 17 ファン・サンチェス -
6 デ・ラ・ペーニャ - - 11 イリエ 後41分IN
16 チャヴィ 後0分IN - 14 ビセンテ 後24分IN
7 アルフォンソ - - 15 カルボーニ -
23 ゼンデン 後32分IN - 21 ミジャ -
Barcaフォーメーションの変化
試合開始〜 後半開始〜 後半32分〜
                
試合展開
 チャンピオンズリーグ出場権をかけての決戦となる今日の試合。4位のバレンシアとの勝ち点差は3ポイント。バルサは今日勝てば4位に浮上できる。また、今日の試合は今シーズン限りで退団するペップにとっても、リーグ最終戦となる。
 F・デブールについては、6/14にドーピング検査の結果が出て1年間の出場停止処分が下されたが、正式処分ではなかったので今日の試合は出場可能となりスタメン出場。
 バレンシアのメンディエタが左足ふくらはぎの負傷が癒えず欠場となる。
 バレンシアのユニフォームは3rdユニフォーム(?)なのか、青のシャツを着ている。



(前  半)
 開始立ち上がりのバルサ、ここ数試合の気の抜けたプレーは全く見られず、気合が入っているようだ。
 3分、リバウドのゴール。
 11分、左サイドでセルジのパスを受けたオーフェルマルス、ドリブルで深いところをえぐってセンタリング。しかし、若干パスがズレてしまいゴール前のリバウド、クライフェルトへは届かずにDFがクリア。
 14分、リバウド、自陣から長い距離をドリブルするが3人に囲まれて倒される。アップの画面で見る彼の表情は気合十分と言った感じだ。
 16分、ハーフウェーラインからアングロマがロングボールを入れる。このボールを、ペナルティエリア前でカリューがF・デブールとプジョールのマークを受けつつも、長く伸ばした足先でトラップ。しかし、ややトラップが長くなり、ボールがそれる。そこへプジョールが足を出してボールを弾くが、こぼれた先にアングロが走りこみシュート。アングロのシュートは浮き球を直接シュートしたために押さえが利かず、バーの上に。
 16分、ボール支配率 バルサ:バレンシア=37:63。しかし、この数字ほど両者の力関係に差は感じられない。
 17分、バレンシアのFK。ゴールから約25m、中央やや右よりのFKをアイマールが直接狙う。アイマールのキックはクロスバーをかすめてバーの上を越える。
 23分、クライフェルトのポストからのパスを左サイドで受けたオーフェルマルス、マークに付いていたアングロマとの間合いを計りつつ、切り返して右足でセンタリング。このボールをファーサイドから詰めてきたシモンがダイレクトで叩きつけるようにシュートするが、バウンドしたシュートは惜しくもバーに当たりゴールならず。シモン悔しそう…。
 24分、右サイドの深いところでボールを受けたアングロマ、セルジのチェックをものともせずに折り返しのパス。このパスにカリューが詰めるが、F・デブールがしっかりとマークに付いておりセーフティーにクリアしCKに。
 25分、バレンシアのゴール。アイマールのCKを、やや遅れて飛び込んだバラハがダイビングヘッドで同点ゴールを決める。バルサのマークは、先に飛び出したペジェグリーノ、カリュー、アルベルダにつられてしまい、ワンテンポ遅れて飛び出したバラハは完全にフリーだった。
 28分、バルサのカウンター。センターサークルからリバウドが出した左サイド前方への長めのスルーパスは、パスに反応したオーフェルマルスを追いかけてきたアングロマの股間を抜けてオーフェルマルスへ。(と言うより、思わずまたいでしまったと言ったように見える。)オーフェルマルス、このパスに追い付くとダイレクトでやや浮かせぎみのシュートを撃つが、シュートはバーの上に。
 33分、ボール支配率 50:50。
 40分、バレンシアのカウンター。中央をバラハがドリブルし、左サイドへスルーパス。ここへキリー・ゴンザレスが走り込んでシュートを撃つが、シュートはバーの上。
 40分、Tiros a Pueruta バルサ:バレンシア=4:7。
 41分、右サイドをアルベルダに突破されるが、センタリングはF・デブールがクリア。
 46分、リバウドのゴール。
 ロスタイム2分で前半終了。



 前半のバルサ、ここ数試合の酷さはなかったものの、出来は今ひとつ。ただ、久々に最初から両ウイングが揃っていたので、サイドを中心に、そこそこ攻撃の形が出来ていた。少なくとも、パスの出しどころがなくて後ろで回すだけということはなく、数少ないながらもダイレクトでのパス回しも見られた。守備に関しては、CKの守備はお粗末だったが、決定的にやられるということは無かったと思う。(それでも、解説の金子達仁さんは「守備はボロボロ」と言っていたが…。)2ゴールを決めたリバウドは流れの中ではほとんど消えていたが、ここぞと言う時はやはり頼りになる。一方のクライフェルトはポストプレーを数回こなした以外は全く見せ場なしで、シュートも0だった。



(後  半)
 後半開始から、シモンがアウト、チャヴィがイン。前半のシモンはそれほど悪くなかっただけに良く分からない交代。 
 後半1分、バレンシアのゴール。右サイドから回されたパスが左サイドでフリーとなっていたF・アウレリオへ渡る。F・アウレリオの放ったアーリークロスを、プジョールのマークをすり抜けたバラハがダイビングヘッド。このシュートがゴール左隅へ突き刺さってまたしても同点ゴール。
 後半3分、ペナルティエリア前でボールを受けたリバウド、無理な体勢から左サイドへスルーパス。このパスをオーフェルマルスが直接シュートするが、GKカニサレスが正面でキャッチ。
 後半4分、バルサのカウンター。中央のリバウドからのパスを左サイドで受けたオーフェルマルス、ドリブルで中へ切れ込んでシュートを撃つが枠へは飛ばず。
 後半9分、ペナルティエリア前中央でボールを受けたアイマールが、ゴール前のカリューへスルーパス。ボールを受けたカリューはマークに付いているプジョールを腕で抑えながら右へ流れてシュート。しかし、このシュートはデュトルエルが止める。
 後半15分、ボール支配率。 バルサ:バレンシア=54:46。
 後半16分、ペナルティエリア前中央でパスを受けたカリューがポストプレーでキープして戻したボールに、キリー・ゴンザレスが走り込んでミドルシュート。しかし、このシュートはデュトルエルが横っ飛びして右手1本でストップ。
 後半20分、ペップがアウト。明らかに不満な表情。
 後半26分、右サイドの深いところでバレンシアのスローイン。スローインのボールを受けたカリューがキープして、ヒールで中へボールを入れる。(おおっ!)このボールをビセンテがシュートするが、シュートはそれてゴール左へ。
 後半27分、Tiros a Pueruta バルサ:バレンシア=8:13。
 後半30分、左サイドでコクーが縦に出したロングボールをオーフェルマルスが折り返す。このパスをクライフェルトがシュートしようとするが、何と!空振り・…。カンプノウはもの凄いブーイング。
 後半36分、Tiros a Pueruta バルサ:バレンシア=12:13。
 後半36分、オーフェルマルスが中央をドリブルしてシュートするが、GKキャッチ。
 後半43分、リバウド、リバウド、リバウドォーーーー!!!! 決勝ゴール。
 ロスタイム4分で試合終了。
 試合の終了を継げるホイッスルがなった瞬間、ピッチにファンがなだれ込み、優勝が決まったかのような大騒ぎとなる。



 残った、バルセロナ!!今日の勝利で来年のチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。
 今日は何も言うまい。リバウドの3ゴールが全てだ。僕はバルサの観戦暦はまだまだ少ないが、今日のリバウドのゴールはバルサの歴史の中で伝説となるに値するハットトリックだと思う。(特に3点目が。)


 今シーズンは辛うじて4位に滑り込んだバルサであったが、来シーズンこそは優勝できるようにチームを立て直して欲しいと思う。頼むぜっ、ガスパール&レシャック!!(でも、本当にこの人たちで大丈夫かなぁ・・・・・。)
【BARCA GOALS
1点目 リバウドのゴール

 開始3分、ボールを受けようとしたオーフェルマルスをペジェグリーノを倒してFKに。
 25m程のFKをリバウドが直接決めて先制点。
 リバウドのキックはカリューの頭の上をかすめて右ポストに当たり、そのままゴールイン。
2点目 リバウドのゴール

 46分、右サイドでセルジのパスを受けたリバウド、中へドリブルし、一度シュートのフェイクを入れてから再び中央へドリブル。
 左足を思い切り振り抜いたシュートに、GKカニサレスが懸命に手を伸ばしたがそのままゴールに突き刺さった。
 リバウドのシュートは、足を振りぬいた反動で倒れるほど強く体をねじっているにもかかわらず、ボールは無回転。スゲー!!

 リバウド、ゴールした瞬間、胸のエンブレムを突き出して何か叫んでいる。

         
3点目 リバウドのゴール

 後半43分、F・デブールのロングボールを胸でトラップしたリバウド、浮かせたボールをそのままオーバーヘッドでゴール右隅に決めて、チームをチャンピオンズリーグへ導く決勝ゴール。
 このゴールが凄いのは、リバウドがゴールを1回も見ていない事。
 リバウド、ゴールを決めて珍しく感情あらわにし、ユニフォームを脱いで吼える。これでイエローを貰ったのはご愛嬌。
 ゴールが決まった時、バルサはベンチのプレーヤーまで飛び出して、全員でリバウドを祝福。
 カンプノウはまるで優勝したような興奮に包まれ、紙ふぶきが舞い、あちこちからリバウドコールが起こる。
 いつもは憂鬱な表情だけが映されるガスパールも、何度もガッツポーズをして狂ったように何かを叫んでいる。彼のこのような表情は初めて見た。


 このシュートが決まった瞬間,思わず鳥肌が立った。このゴールはバルサ至上でも伝説に残るスーパーゴールになるのではないか。


 ちなみに左の写真は、リバウド先生のオーバヘッドによる3点目がらみの物を、スペインのスポーツ新聞各紙から拾ってきたものです。
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