Barca 試合結果


第34節 2001. 5.13 エスタディオ・カンプ・ノウ 20:00 
FCバルセロナ 5 − 1 ラージョ・パジェカーノ
FC Barcelona 得点 Rayo Vallecano
Po No NAME 交代 Po No NAME 交代
GK 1 デュトルエル - 6分:L・エンリケ GK 1 ケラー -
DF 24 プジョール - ミチェル:17分 RB 6 アルカサル -
3 F・デブール - 後5分:リバウド CB 18 バジェステロス -
2 レイツィハー - 後23分:L・エンリケ CB 4 デ・キンターナ -
MF 4 グァルディオラ - 後30分:オーフェルマルス LB 3 ミンゴ -
21 ルイス・エンリケ - 後46分:プティ CM 9 ケベド -
8 コクー 後26分OUT - CM 19 マウロ -
10 リバウド - - RH 24 エルデル 後17分OUT
FW 23 ゼンデン 後9分OUT - OH 14 ルイス・センブラノス -
11 オーフェルマルス - - LH 8 ミチェル 後28分OUT
9 クライフェルト 後0分OUT - CF 21 ボロ 後28分OUT
Sub 35 レイナ - - Sub 13 ロペテギ -
12 セルジ 後9分IN - 12 クロテ -
17 プティ 後26分IN - 15 フェレイラ -
16 チャヴィ - - 20 ポシュナー 後17分IN
6 デ・ラ・ペーニャ - - 16 グラウシオ -
18 ガブリ 後0分IN - 23 セッバレス 後28分IN
19 ダニ - - 11 ボリッチ 後28分IN
Barcaフォーメーションの変化
試合開始〜 後半開始〜
後半9分〜 後半26分〜
           
試合展開
 今月になって、クライフェルトの移籍話が盛んに取りざたされている。「自分の要求額をバルサが飲まないのなら、移籍もいとわない。それがマドリーでもね。」というようなニュアンスの発言をしたという報道もある。

 ルイス・エンリケが坊主になっている。やっぱり、ルイス・エンリケは坊主が似合う。気合い十分といった感じだ。


(前  半)
 6分、バルサ先制ゴール。
 クライフェルト、ホームにもかかわらず、観客からブーイングを受けている。移籍に関する不用意な発言がファンの心を逆なでしたのだろう。
 10分、オーフェルマルスが左サイドからドリブルで中へ切れ込んで、中央やや左寄りに位置するリバウドへパス。リバウドはこのパスを後ろにいるペップに戻し、パスを受けたペップはペナルティエリア真正面(リバウドのやや右)にいるクライフェルトへくさびのパスを入る。クライフェルトはこれを左にいるリバウドへダイレクトにはたき、リバウドが左足でシュート。シュートはバーの上を越えたが、カンプ・ノウは拍手に包まれる。
 15分、オーフェルマルスが左サイドをえぐって、グラウンダーで折り返しのパス。このパスをゴール前のクライフェルトがゴールを背にした状態でトラップし、180度ターンして左足でシュート。しかし、ミートしたポイントが体から離れていたためにシュートは浮いてしまう。
 16分、ペナルティエリア正面から左サイドのボロへのスルーパスが出る。しかし、バルサの3バックがしっかり戻っており、プジョールがクリア。
 17分、ラージョのゴール。右サイドをL・センブラノスがドリブル突破し、ルイス・エンリケ、レイツィハーの間をフェイントで抜けてペナルティエリアへ。L・センブラノス、ここでリバウドのボディーコンタクトを受けるが、これを物ともせずにゴールライン際からマイナスに折り返す。これをゴール前でミチェルが右足でたたき込んで同点ゴール。GKデュトルエルがL・センブラノスに引っ張られてしまったため、ゴール前にはプジョールとコクーがケアに入ったが、2人ともミチェルのシュートには反応できず、ボールはプジョールの横を抜けてゴールに突き刺さった。
 20分 ボール支配率 バルサ:ラージョ=59:41
 21分、左サイドでボールを受けたオーフェルマルス、胸トラップの後のファーストタッチでDFの股を抜いて突破し、中央へグラウンダーのセンタリングを送る。これをゴール前のクライフェルトがシュートに行くが、クライフェルトのマークについていたDFが先にクリア。今日のクライフェルトはいつもの切れがない。
 25分、ペナルティエリア左サイドでDF2人の間を割ってオーフェルマルスが突破、ゴール前のクライフェルトへパスを出す。クライフェルト、左足でダイレクトにシュートするがダフらせてシュート失敗。スタジアムは再びブーイング。
 28分、ペップのサイドチェンジのパスを右サイドで受けたゼンデン、左足でクロスを上げる。このボールをルイス・エンリケがDF2人に挟まれながらもヘディングシュートするが、ジャストミートせずにGKがキャッチ。
 31分、オーフェルマルス、左サイドでDF3人に囲まれるが、これをドリブルで抜く。しかし、4人目につぶされてファールをもらう。ペナルティエリア外、やや左からのFKはリバウドが直接狙うが、GKケラーがこれをセーブ。画面では入ったように見えたがノーゴール。実況解説の倉敷さん、戸塚さんも「はいっているんじゃない?」と言っていたが、真横からのリプレーシーンが無く確認不能。
 40分、左サイドでボールを受けたオーフェルマルス、ゴール前にガチガチのDFラインが形成されているのを見て、中へ切れ込み、ピッチを横切るようにドリブルを始める。オーフェルマルスのこのプレーに引っ張られてDFラインが崩れ始めたところでシュートを撃つが、GKがキャッチ。
 42分、DFのクリアボールをコクーがキープし、正面やや左よりの所からミドルシュート。これはGKがはじき出してコーナーキックとなる。
 ロスタイム1分で前半終了。


 前半は何と言ってもオーフェルマルス。左サイドを何度も破り、チャンスを作り続けていた。しかし、リバウドとクライフェルトの調子が今ひとつで、チャンスが多い割には得点が少ない。
 特に、クライフェルトはミスをするたびに観衆からブーイングを浴び、元気がない。(まぁ、ブーイングを受けるようなことを言っちゃった彼自身が悪いんだけどね。)


(後  半)
 レシャック監督は、前半に全く活躍できなかったクライフェルトを外して、ガブリを投入。リバウドをトップへ上げる。

 後半1分、リバウドとのワン・ツーで中央突破したルイス・エンリケ、一気にシュートへ持ち込むが、DFのブロックに阻まれる。
 後半1分、左サイドのコクーが上げたアーリークロスを中央でリバウドが落とし、そのボールをオーフェルマルスがシュート。しかし、このシュートは前方にいたルイス・エンリケに当たってバーの上を越える。ルイス・エンリケ悔しそう・・・。
 後半3分、ケラーの80m級のロングパントを中央でボロがヘディングし、ボールはペナルティエリアの右へ。ここにL・センブラノスが走り込んでセンタリング。ゴール前にいるのはプジョールのみ。このボールをボロがヘディングシュートするが、デュトルエルがかろうじてセーブ。危なかった。
 後半5分、リバウドのゴール。
 後半7分、エルデルが中央から放ったミドルシュートは、デュトルエルが弾いてゴール裏へ。
 後半18分、セルジがドリブルで左サイドを縦に抜けセンタリング。このセンタリングはDFがクリアするが、ボールは再びセルジの元へ。セルジ、ペナルティエリア内でセンタリングを上げるがゴール前には誰もいない。
 後半21分、左サイドでオーフェルマルスがサイドチェンジのパスを出す。これを右サイドでリバウドが受け、マークについたDFをフェイントでかわして右45度からミドルシュート。しかし、このシュートはGKがキャッチ。
 後半27分、ルイス・エンリケのゴール。
 後半29分、ボール支配率 バルサ:ラージョ=55:45
 後半30分、オーフェルマルスのゴール。
 後半44分、リバウドがセンターサークルから出したパスを、左サイドでオーフェルマルスが受けてドリブル。途中でDFのタックルをかわして、左サイドの一番深いところからセンタリング。しかし、このセンタリングは誰とも合わず、ボールは流れてしまう。
 後半45分、自陣右サイドからレイツィハーがサイドチェンジのパス。このパスを左サイドでオーフェルマルスが受けて、DFとの間合いを計りながら中央へパス。このパスを受けたリバウドがDF1人をかわしてからバックパス。これをリバウドの後ろにいたルイス・エンリケがミドルシュート。しかし、シュートはゴール左へそれる。
 後半46分、プティのゴール。
 ロスタイム3分で試合終了。カンプ・ノウも久々に拍手で包まれている。


 後半のバルサはボールが良く回り、ダイレクト、ワンタッチでボールを大きく動かしながら試合を支配していた。左サイドのオーフェルマルスが後半も切れていて、再三にわたりチャンスを演出していた。
 バルサは、得点を重ねるごとにボール回しに余裕が生まれ、4点目と取った後は無理をせずに、ゆったりとボールを回しながら試合を流しているように見えた。いつもこんな試合が出来ればいいのに・・…。
 一方のラージョは後半3〜4分くらいに2,3度バルサを脅かすシーンがあったが、試合全体ではバルサにボールを支配されているため、単調な攻撃に終わってしまった。
【BARCA GOALS
1点目 ルイス・エンリケのゴール

 6分、ゼンデンが戻したボールをプジョールがアーリークロス。
 このクロスを、中央でリバウドがヘディングで競り合いボールは上に。
 このボールの落下点へクライフェルトとオーフェルマルスが走り込んでぶつかりそうになるが、オーフェルマルスが寸前の所で避け、バウンドしたボールをクライフェルトが左足叩きつけるようにでシュート。
 このシュートにリバウドとルイス・エンリケが詰めに行き、ルイス・エンリケが右足で押し込んでゴール。
2点目 リバウドのゴール

 後半5分、左サイドのオーフェルマルスが戻したボールを、中央のペップがリバウドへパス。
 リバウド、GKケラーが前に出すぎているのを見逃さず、左足ですくい上げるようにループシュート。
 ボールはGKケラーの頭の上を超え、ゴールに吸い込まれた。
3点目 ルイス・エンリケのゴール

 後半23分、ラージョのパスをパスカットしたセルジが左サイドをドリブル。
 ゴールライン際でセンタリングを上げるかと思いきや、後ろのペップへヒールパス。
 ペップ、このボールをダイレクトで柔らかくゴール前にセンタリング。
 ゴール前のルイス・エンリケがこれを頭で合わせてゴール。
4点目 オーフェルマルスのゴール

 後半30分、バルサのカウンター攻撃。
 ペップのロングパスを受けたオーフェルマルス、スピードに乗ったドリブルで一気に左サイドを突破。
 ペナルティエリア内で追いかけてきたDFを急ストップすることでかわし、中へ切れ込んでGKと1対1に。GKケラーが足元に飛び出してくるが、落ち着いて右足でゴール。
5点目 プティのゴール

 後半46分、左サイドでオーフェルマルスのパスを受けたリバウド、ペナルティエリアを横切るようにドリブル。戻ってきたDFを次々と抜き去るが、ゴール前でカットされる。
 しかし、こぼれ球はペナルティエリア正面のプティの元へ。
 プティ、突っ込んできたDFを落ち着いてかわして、左足でゴール左上へ叩き込む。

 プティ、うれしい移籍後初ゴール。
 カンプ・ノウは拍手に包まれ、チームメイトもプティのところへ祝福に行く。
 真っ先にプティのところへ行ったのはペップで、プティの顔を両手ではさんで、「よかったなぁ〜、本当によかったなぁ〜!」とでも言っているのか、興奮して何かを語りかけていた。
 プティも喜びをジッとかみ締めているようで、目元が潤んでいるようにも見える。
 見ているこちらも胸が熱くなる、感動的なシーンだった。
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